2014年6月14日(土)、第18回社外見学会が実施されました。今回は3回目の全体見学会でもありバスでの見学会となります。訪問先はいずれも弊社から処分をお願いしている、熊谷清掃社様、クリーンテックサーマル様、中田屋様の3社です。
まず午前中に訪問させていただいたのは熊谷市にある熊谷清掃社様です。ウム・ヴェルトでは食品リサイクルでお世話になっています。最新鋭の堆肥化工場はHDMシステム(High Decreasing Microbe-bionic)、微生物を利用して生ごみの減容化処理を行うシステムを採用されています。放線菌・糸状菌・油分解菌・ リグニン分解菌(動物性脂肪分解菌)などの微生物が含まれるコロニーに生ごみを投入し、混合することにより生ごみを微生物に接触させ発酵分解を促し水蒸気として気化させ、環境問題に貢献できるこれからの新たな技術です。見学している時、ちょうどウム・ヴェルトから搬入された野菜くずが降ろされていました。
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ウム・ヴェルトから搬入された野菜くず |
最新切り返しマシン(空気を入れ菌の活動を活発化させます。)
(フェラーリ1台買えるマシンだそうです。) |
午後はまず、廃プラ、動植、汚泥、廃油等焼却処理していただいています、深谷市のクリテックサーマル様を見学させていただきました。集中管理室も見せていただき高度にコントロールされた焼却施設というイメージを受けました。またこの施設で使用される電力の8割は焼却熱を利用した発電でまかなわれているそうで、資源循環の意味でも大変参考となりました。
次に家電リサイクルでお世話になっている加須市の中田屋様です。こちらではエアコン、冷蔵庫、テレビ、洗濯機をリサイクルしていただいています。洗濯機の解体を見学させていただきましたが、家電メーカー様との守秘義務の関係上残念なら写真は写すことができませんでした。
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