第12回 ウム・ヴェルトグループ
社外研修会
実施日:2013年5月25日(土)
この研修会は、3年前から始まり今回で12回目、総勢18名参加しました。
先ずは、当社の協力会社の東工業様を訪問
ウム・ヴェルトグループでは廃蛍光管の適正処理のため、埼玉県彩の国資源循環工場内に工場を所有しております。
ウム・ヴェルト・ジャパンでは廃蛍光管のリサイクルを行っており、蛍光管内に含まれる有害物資の水銀抽出をはじめガラス(管部分)、アルミ(口金部分)等をリサイクルします。
この中でガラス部分は砕いてカレットと呼ばれるものにしますが、これを溶かして新しい製品にしていただいているのが東(あずま)工業様です。
第一印象は非常に大きくきれいな工場ということでした。後で聞けば敷地面積1万坪ということ。
和風の応接室、休憩所といった他社では見られない施設も多々あります。まずは全体の概要をご講義いただきました。
その後工場を見学し具体的にウム・ヴェルトの廃蛍光管ガラスが溶解してどのようにして製品となるか一連の過程を見学させていただきました。
廃蛍光管ガラスが何になると思いますか?答えはまた蛍光灯のガラスです。また同じものに生まれ変わっているのです。社内では一連の過程を聞いてはいましたが、これだけ完璧なリサイクルは見たことがありません。同じものが品質の劣化が全くなく生まれ変わっているのです。ガラスはリサイクルの優等生です。
蛍光管ガラスの他電球のガラス、哺乳瓶、酒の瓶等も製造されています。工場内部の製造過程は撮影不可だったので残念ながらご覧いただけません。
お昼は弊社お客様でもある餃子の満州様。
ボリューム、味ともに最高でみんな大満足の様子でした。
次は弓削多(ゆげた)醤油、日高工場様です。
昔ながらの製法にこだわり生醤油を製造されています。主な原料は大豆、小麦粉、塩、麹菌です。大豆を蒸したもの、小麦を煎ったものをまぜ大きな木製の樽に入れ麹菌を加えもろみ(液体を絞り出す前の固形物)を作ります。そして最後に絞りだした液体が生醤油です。樽は1.7トンも入るもので、200-300年も使用できるものだそうです。仕込みから商品になるまで1年数か月もかかるそうです。職業柄絞り粕はどうするかの聞いた人もいましたが、家畜(牛)の餌になるということでした。こちらでは醤油アイスが名物でみんなでおいしくいただきました。
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